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上空からみた諏訪神社境内 |
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出羽神社(羽黒大権現)
祭神 倉稲魂神=うがのみたまのかみ=
大須賀いん軒著「磐城郡村誌四倉村」によれば勧請年は第112代霊元天皇の延宝二年(1674)とある。同天皇の天和三年(1683)社殿再建の棟札あり。伝説によれば当町鈴木甚左衛門宅地内に老松があり、付近一帯に沼地にて雑草が繁茂していた。その中、夜間光輝光彩を放つものがあり、里人達近かよりてみると羽黒大明神の御尊体に似たものであった。里人一致協力して神殿を建立し大神を遷座し、さらに神輿を寄進したという。陰暦四月八日に大祭を執行し海上安隠を祈願した。船主・漁夫の信仰者多く、朝夕霊鐸を曳く者が絶えることがなかったという。また、明治期前は神仏習合により「羽黒大権現」と呼ばれていたようだ。明治新政府の神仏分離令により明治二年(1869)出羽神社と改称する。
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平成14年10月2日台風21号により銅板屋根が半壊。直ちに屋根を解体修理を始め、平成15年4月竣工。
社殿施工 宮大工 松崎三男氏
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屋根修理と同時に社殿内天井に描かれている龍の絵を補筆改修される。
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船霊(ふなだま)神社(大杉神社 合祀)
祭神 船霊主神=ふなだまぬしのかみ=
第124代昭和天皇の昭和三十三年(1958)諏訪神社本殿改築を機に、その本殿の一部を移動して改築する。漁船の新造船の際は必ず船底に船大工の手により奉斉される。船の安全運航の守護神として建立される。
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神社本殿
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館下稲荷大明神
祭神 倉稲魂神=うがのみたまのかみ=
和合親睦、円満、寛容、忍耐、愛嬌などは商業に欠かせない要素で祭神の御神徳によるものがあって商売繁昌の守護神として建立された。
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金刀比羅神社
祭神 大物主神=おおものぬしのかみ=
本町字地引四倉公園丘上に鎮座し給ひ、野里の浦も一望に入り脚下に全町を見下ろし、社庭を踏まば四圍の佳とうせざるはなし。創建の年月日不詳なるも古老の伝説によれば、建立当時村民大神の霊徳に感じ、現在の浄地をとし社殿を新営し崇敬怠りなく今に至りたるものなるが、又た古社たることは数百年を経たる古杉老松を以て証するを得べく。祭神は大物主命にて例祭は毎年正月十日を以て行ふ。〜四倉町案内(大正十四年)より〜
四倉公園(通称 新井公園)に奉斉せし当神社本殿は老朽化し、風倒の恐れと現地での修復困難の為、平成六年(1994)二月に諏訪神社境内に移動し新たに造営し遷座した。
社殿施工 春日流宮師 松崎三男 氏 板金師 遠藤勝男 氏
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足尾神社
祭神 足魂神=たるむすびのかみ=
人間は両足の健脚か否かによって一生が支配される。足の無病息災と旅立ちの安全守護を祈念して建立された。
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